玉名の風景に、手が入らない土地が少しずつ増えています。
草が伸び、木が荒れ、季節だけが先に進んでいく。
跡継ぎがいないまま、使われなくなった農地。
景観が損なわれるだけではなく、害虫や害獣、近隣トラブル。
「荒れる」ということは、暮らしに影を落とすことでもある——
私たちは、その現実を幾度となく目の当たりにしてきました。
私たちは、稲葉製材住宅という工務店です。
家をつくり、暮らしを支える仕事をしてきました。
だからこそ、住まいの外側——
地域の風景や環境にも、責任を持ちたいと思いました。
荒れた土地を整備して住宅用地として活用することもできます。
けれど、自然を壊してまで整えることが、本当に地域のためになるのだろうか。
その問いの先に、私たちの答えがありました。
今ある土地を、できるだけそのまま活かし、再生させること。
環境への負荷を抑えながら、土地を蘇らせ、次の命を宿す場所にすること。
そのために、私たちは自社で農業に取り組むことを決めました。
選んだのは、果樹です。
比較的手入れがしやすいことに加え、果物が持つ“健やかさ”にも惹かれました。
ビタミン、食物繊維、ミネラル。
日々の暮らしを、内側から支えてくれるものだと感じています。
住まいだけではなく、食にも目を向けて、健康に暮らせるライフスタイルを届けたい。
そんな想いがあります。
なかでもレモンは、日本で流通する多くが輸入に頼っています。
だからこそ、安心して食べられる国産の果樹を、玉名から少しでも増やしていきたいと考えています。
そしてこの果樹園は、私たちだけのものではありません。
これまで新築やリフォームでお世話になったお客様や地域の皆さまと一緒に、苗木を植え、収穫をする。
土に触れ、季節を感じ、土地が息を吹き返していく過程を分かち合う。
地域農業を「共につくる」時間を重ねていきたいと思っています。
子どもたちにとっては食育の場として。
地域にとっては、寄り添い合える場所として。
私たちは、地域に欠かすことのできない存在を目指します。
| 品種 | 栽培状況 |
| 温州みかん | 栽培中 |
| 不知火(しらぬい) | 栽培中 |
| 八朔(はっさく) | 栽培中 |
| レモン | 栽培予定 |
| フィンガーライム | 栽培予定 |
| ピンクレモネード | 栽培予定 |
加工された果汁レモンではなく、果肉のある本物のレモンを食卓に並べ、楽しい暮らしができる姿を創造しています。
皆さんの
“住まい”
“食”
“暮らし”
それらに寄り添った存在になりたいと”たまな果樹園”は考えます




